アンシャル

曖昧さ回避 この項目では、神名について説明しています。書体については「アンシャル体」をご覧ください。
牛の上に立つアンシャル、アッシリアの首都アッシュール出土

アンシャルまたはアンシャール(英語:Anshar)は、バビロニア神話エヌマ・エリシュ等に登場する天の
名前は「天の中心」を意味する。

キシャルと共に生まれた、その兄(または弟)にして夫。
アンシャルとキシャルはともにラハムラフムの子で、アヌを(伝承によっては、エンリルをも)産んだ。
アンシャルはニンリルの配偶神とされることもある。

アッシリア時代、サルゴン2世により、アッシュールを世界創造以来の神とする目的でアッシュールと習合された。

関連項目


参考文献

  • 「Gods, Demons and Symbols of ancient Mesopotamia」Jeremy Black & Anthony Green, University of Texas Press
  • 「筑摩古典文学大系1 古代オリエント集」 筑摩書房
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