エリコの壁
この項目では、聖書に登場する壁について説明しています。本記事の城壁を由来とするその他の事物については「ウォールズ・オブ・ジェリコ」をご覧ください。 |
エリコの壁(エリコのかべ)は、ヘブライ聖書に書かれているエリコ(イェリコ)の街の城壁である。ウォールズ・オブ・ジェリコ (Walls of Jericho) とも呼ばれる。
聖書の記述
モーセの後継者ヨシュアはエリコの街を占領しようとしたが、エリコの人々は城門を堅く閉ざし、誰も出入りすることができなかった。しかし、主の言葉に従い、イスラエルの民が契約の箱を担いで7日間城壁の周りを廻り、角笛を吹くと、その巨大なエリコの城壁が崩れた(『ヨシュア記』6章)。
関連項目
- カアバ - イスラム教の聖殿。イスラムの巡礼者はカアバの周りを反時計周りに7周回る「タワーフ」を行う。
- ヨハネの黙示録 - 7年間の患難時代の後に千年王国が訪れるとする説がある。
- エリコの戦い
- エリコ大虐殺
- ズル=カルナイン伝説 -世界の終末に世界を囲む壁が壊れる予言がされている。
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