ジョン・ウェッテランド

ジョン・ウェッテランド
*John Wetteland*
基本情報
2005年7月10日
国籍	アメリカ合衆国
出身地	カリフォルニア州サンマテオ
生年月日	(1966-08-21) 1966年 8月21日（57歳）
身長体重	6' 2" ＝約188 cm 195 lb ＝約88.5 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	1985年ドラフト2巡目
初出場	1989年5月31日
最終出場	2000年9月20日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
選手歴
サンマテオ大学ロサンゼルス・ドジャース (1989 - 1991) モントリオール・エクスポズ (1992 - 1994) ニューヨーク・ヤンキース (1995 - 1996) テキサス・レンジャーズ (1997 - 2000)
コーチ歴
ワシントン・ナショナルズ (2006) シアトル・マリナーズ (2009 - 2010)
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ジョン・カール・ウェッテランド（John Karl Wetteland, 1966年 8月21日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンマテオ出身の元プロ野球選手（投手）。プロ野球コーチ・監督。

経歴

1984年のMLBドラフトでニューヨーク・メッツから12巡目に指名を受けるが契約せず、1985年1月の二次ドラフトでロサンゼルス・ドジャースから2巡目に指名を受け入団。

1992年にモントリオール・エクスポズ、1995年にニューヨーク・ヤンキースに移籍。

1996年のワールドシリーズでは第3戦から第6戦の全てでセーブを挙げてシリーズMVPを獲得した。同一のワールドシリーズで4セーブを記録したのはウェッテランドが唯一である^[1] 。同年オフにクローザーの座をマリアノ・リベラに譲る形でテキサス・レンジャーズに移籍。

引退後の2005年にはレンジャーズの球団殿堂入りを果たした。

2019年1月14日には14歳未満の児童に性的虐待を行った容疑で逮捕されている^[2]。

詳細情報

年度別投手成績 (MLB)

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
1989	LAD	31	12	5	8	1	-	.385	411	102.2	81	8	34	4	0	96	16	1	46	43	3.77	1.12
1990		22	5	2	4	0	-	.333	190	43.0	44	6	17	3	4	36	8	0	28	23	4.81	1.42
1991		6	0	1	0	0	-	1.000	36	9.0	5	0	3	0	1	9	1	0	2	0	0.00	0.89
1992	MON	67	0	4	4	37	-	.500	347	83.1	64	6	36	3	4	99	4	0	27	27	2.92	1.20
1993		70	0	9	3	43	-	.750	344	85.1	58	3	28	3	2	113	7	0	17	13	1.37	1.01
1994		52	0	4	6	25	-	.400	261	63.2	46	5	21	4	3	68	0	0	22	20	2.83	1.05
1995	NYY	60	0	1	5	31	-	.167	233	61.1	40	6	14	2	0	66	1	0	22	20	2.93	0.88
1996	NYY	62	0	2	3	43	-	.400	265	63.2	54	9	21	4	0	69	1	0	23	20	2.83	1.18
1997	TEX	61	0	7	2	31	-	.778	259	65.0	43	5	21	3	0	63	1	0	18	14	1.94	0.99
1998		63	0	3	1	42	-	.750	249	62.0	47	6	14	1	0	72	1	0	17	14	2.03	0.98
1999		62	0	4	4	43	0	.500	281	66.0	67	9	19	1	0	60	0	0	30	27	3.68	1.30
2000		62	0	6	5	34	0	.545	269	60.0	67	10	24	2	2	53	0	0	35	28	4.20	1.52
通算：12年		618	17	48	45	330	*0	.516	3145	765.0	616	73	252	30	16	804	40	1	287	249	2.93	1.14

「-」は記録なし。
通算成績の「*数字」は、不明年度がある事を示す。
太字はリーグ1位。

タイトル

最多セーブ投手：1回 (1996年)
最優秀救援投手：1回 (1996年)

表彰　

ピッチャー・オブ・ザ・マンス：1回 (1993年9月)
プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク：2回 (1992年6月21日、1996年7月14日)
オールスターゲーム選出：3回 (1996年、1998年、1999年)
ワールドシリーズMVP：1回 (1996年)

背番号

57 (1989年 - 1994年)
35 (1995年 - 2000年)

出典

^ “All-time and Single-Season World Series Pitching Leaders”. Baseball-Reference. http://www.baseball-reference.com/postseason/WS_pitching.shtml
^ “ウェットランド元投手逮捕　子どもへの性的虐待で”. 日刊スポーツ. (2019年1月16日). https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/201901160000152.html 2019年1月16日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

表話編歴 300セーブクラブ
マリアノ・リベラトレバー・ホフマンリー・スミスフランシスコ・ロドリゲスジョン・フランコビリー・ワグナークレイグ・キンブレルケンリー・ジャンセンデニス・エカーズリージョー・ネイサンジョナサン・パペルボンジェフ・リアドントロイ・パーシバルランディ・マイヤーズローリー・フィンガーズジョン・ウェッテランドフランシスコ・コルデロフェルナンド・ロドニーロベルト・ヘルナンデスヒューストン・ストリートホセ・メサトッド・ジョーンズリック・アギレラアロルディス・チャップマンロブ・ネントム・ヘンキーリッチ・ゴセージジェフ・モンゴメリーダグ・ジョーンズブルース・スータージェイソン・イズリングハウゼン太字は現役選手

300セーブクラブ

太字は現役選手

業績

表話編歴アメリカンリーグ最多セーブ
1950年代	50 ミッキー・ハリス 51 エリス・カインダー 52 ハリー・ドリッシュ 53 エリス・カインダー 54 ジョニー・セイン 55 レイ・ナーレスキー 56 ジョージ・ズビリンク 57 ボブ・グリム 58 ライン・ダレン 59 ターク・ローン
1960年代	60 マイク・フォーニルス、ジョニー・クリップステイン 61 ルイス・アローヨ 62 ディック・ラダッツ 63 ステュ・ミラー 64 ディック・ラダッツ 65 ロン・クライン 66 ジャック・エイカー 67 ミニー・ロハス 68 アル・ワージントン 69 ロン・ペラノスキー
1970年代	70 ロン・ペラノスキー 71 ケン・サンダース 72 スパーキー・ライル 73 ジョン・ヒラー 74 テリー・フォースター 75 リッチ・ゴセージ 76 スパーキー・ライル 77 ビル・キャンベル 78 リッチ・ゴセージ 79 マイク・マーシャル
1980年代	80 リッチ・ゴセージ、ダン・クイゼンベリー 81 ローリー・フィンガーズ 82 ダン・クイゼンベリー 83 ダン・クイゼンベリー 84 ダン・クイゼンベリー 85 ダン・クイゼンベリー 86 デイブ・リゲッティ 87 トム・ヘンキー 88 デニス・エカーズリー 89 ジェフ・ラッセル
1990年代	90 ボビー・シグペン 91 ブライアン・ハービー 92 デニス・エカーズリー 93 ジェフ・モンゴメリー、デュアン・ウォード 94 リー・スミス 95 ホセ・メサ 96 ジョン・ウェッテランド 97 ランディ・マイヤーズ 98 トム・ゴードン 99 マリアノ・リベラ
2000年代	00 トッド・ジョーンズ、デレク・ロウ 01 マリアノ・リベラ 02 エディ・グアダード 03 キース・フォーク 04 マリアノ・リベラ 05 フランシスコ・ロドリゲス、ボブ・ウィックマン 06 フランシスコ・ロドリゲス 07 ジョー・ボロウスキー 08 フランシスコ・ロドリゲス 09 ブライアン・フエンテス
2010年代	10 ラファエル・ソリアーノ 11 ホセ・バルベルデ 12 ジム・ジョンソン 13 ジム・ジョンソン 14 フェルナンド・ロドニー 15 ブラッド・ボックスバーガー 16 ザック・ブリットン 17 アレックス・コロメ 18 エドウィン・ディアス 19 ロベルト・オスナ
2020年代	20 ブラッド・ハンド 21 リアム・ヘンドリックス 22 エマヌエル・クラセ 23 エマヌエル・クラセ

表話編歴ワールドシリーズMVP
1950年代	1955 ジョニー・ポドレス 1956 ドン・ラーセン 1957 ルー・バーデット（英語版） 1958 ボブ・ターリー 1959 ラリー・シェリー（英語版）
1960年代	1960 ボビー・リチャードソン 1961 ホワイティー・フォード 1962 ラルフ・テリー（英語版） 1963 サンディー・コーファックス 1964 ボブ・ギブソン 1965 サンディー・コーファックス 1966 フランク・ロビンソン 1967 ボブ・ギブソン 1968 ミッキー・ロリッチ 1969 ドン・クレンデノン
1970年代	1970 ブルックス・ロビンソン 1971 ロベルト・クレメンテ 1972 ジーン・テナス（英語版） 1973 レジー・ジャクソン 1974 ローリー・フィンガーズ 1975 ピート・ローズ 1976 ジョニー・ベンチ 1977 レジー・ジャクソン 1978 バッキー・デント 1979 ウィリー・スタージェル
1980年代	1980 マイク・シュミット 1981 ロン・セイ、ペドロ・ゲレーロ、スティーブ・イェーガー 1982 ダレル・ポーター 1983 リック・デンプシー 1984 アラン・トランメル 1985 ブレット・セイバーヘイゲン 1986 レイ・ナイト 1987 フランク・バイオーラ 1988 オーレル・ハーシュハイザー 1989 デーブ・スチュワート
1990年代	1990 ホセ・リーホ 1991 ジャック・モリス 1992 パット・ボーダーズ 1993 ポール・モリター 1994 開催中止 1995 トム・グラビン 1996 ジョン・ウェッテランド 1997 リバン・ヘルナンデス 1998 スコット・ブロシアス 1999 マリアノ・リベラ
2000年代	2000 デレク・ジーター 2001 ランディ・ジョンソン、カート・シリング 2002 トロイ・グロース 2003 ジョシュ・ベケット 2004 マニー・ラミレス 2005 ジャーメイン・ダイ 2006 デビッド・エクスタイン 2007 マイク・ローウェル 2008 コール・ハメルズ 2009 松井秀喜
2010年代	2010 エドガー・レンテリア 2011 デビッド・フリース 2012 パブロ・サンドバル 2013 デビッド・オルティーズ 2014 マディソン・バンガーナー 2015 サルバドール・ペレス 2016 ベン・ゾブリスト 2017 ジョージ・スプリンガー 2018 スティーブ・ピアース 2019 スティーブン・ストラスバーグ
2020年代	2020 コーリー・シーガー 2021 ホルヘ・ソレア 2022 ジェレミー・ペーニャ 2023 コーリー・シーガー

表話編歴テキサス・レンジャーズ
球団	歴史選手監督成績エクスパンションドラフト
歴代本拠地	グリフィス・スタジアムロバート・F・ケネディ・メモリアル・スタジアムアーリントン・スタジアムザ・ボールパーク・イン・アーリントングローブライフ・フィールド
文化	レンジャーズ・キャプテン
永久欠番	7 10 26 29 34 42
レンジャーズ球団殿堂	ノーラン・ライアンチャーリー・ハフジョニー・オーツジム・サンドバーグファーガソン・ジェンキンスバディ・ベルトム・バンダーグリフマーク・ホルツジョン・ウェッテランドラスティ・グリーアルーベン・シエラトビー・ハラートム・グリーブケニー・ロジャースエリック・ナデルイバン・ロドリゲスジョン・トーマス・シーファーフアン・ゴンザレスジェフ・ラッセルマイケル・ヤングジョシュ・ハミルトンリチャード・グリーン
ワールドシリーズ優勝（1回）	2023
ワールドシリーズ敗退（2回）	2010 2011
リーグ優勝（3回）	2010 2011 2023
できごと	10セント・ビア・ナイト 2013年のアメリカンリーグ第2ワイルドカード決定プレイオフ
傘下マイナーチーム	ラウンドロック・エクスプレス（AAA級）フリスコ・ラフライダーズ（AA級）ヒッコリー・クロウダッズ（High-A級）ダウンイースト・ウッドダックス（Low-A級）アリゾナ・コンプレックスリーグ・レンジャーズ（Rookie級）ドミニカン・サマーリーグ・レンジャーズ（Rookie級）