セバ谷ダム
セバ谷ダム | |
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所在地 | 左岸:長野県松本市安曇 |
位置 | 北緯36度10分13秒 東経137度38分1秒 / 北緯36.17028度 東経137.63361度 / 36.17028; 137.63361 |
河川 | 信濃川水系犀川右支セバ川 |
ダム湖 | セバ谷調整池 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 22.7 m |
堤頂長 | 42.4 m |
堤体積 | 3,000 m³ |
流域面積 | 3.8 km² |
湛水面積 | 1 ha |
総貯水容量 | 46,000 m³ |
有効貯水容量 | 41,000 m³ |
利用目的 | 発電 |
電気事業者 | 東京電力リニューアブルパワー |
発電所名 (認可出力) | 湯川発電所 (17,400 kW) |
施工業者 | 飛島建設 |
着手年/竣工年 | 1928年/1928年 |
備考 | [1] |
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セバ谷ダム(セバたにダム)は、長野県松本市安曇(旧安曇村)、信濃川水系犀川(梓川)の右支川・セバ川に建設された発電専用ダムである。
概要
セバ谷ダムは、東京電力リニューアブルパワーの水力発電所、湯川発電所(ゆがわはつでんしょ)の調整池を形成する、高さ22.7 mの重力式コンクリートダムである。1928年(昭和3年)に着工、小規模であったためか同年に完成したとされている。犀川流域では最初に建設されたハイダムで、かつ犀川本流筋では最上流にあるハイダムでもある。
奈川渡ダムより上高地方面に上り、途中の沢渡集落より山中を歩くとダムに至る。だが山中といっても北アルプスの山中であり、道も険しいためその姿を見た者はほとんどいない。堤体はアーチ状に湾曲した形状をしているが、日本ダム協会が発行するダム便覧では、これをアーチ式コンクリートダムとも、重力式アーチダムとしても見なしていない。このようにアーチ状に湾曲している重力式コンクリートダムはセバ谷ダムのほか石川県の九谷ダム(大聖寺川)等があり、海外では総貯水容量が56億m3を超える巨大ダムでアメリカ・カリフォルニア州にあるシャスタダム(サクラメント川)がある。
元来セバ川は流水の少ない谷川である。ダムに貯められている水は付近を流れる梓川(犀川)や湯川で取水し人工の水路によって導かれた水が大半で、セバ川からの流入はほとんどない。また、国土地理院発行の地図で確認するとダムより下流は水流が無い状態となっていて、セバ川へ流出する水もほとんど無い。
なお、これより下流には奈川渡ダムをはじめ多くのダムが建設されている。
- 湯川発電所
脚注
関連項目
外部リンク
- セバ谷ダム - 東京電力リニューアブルパワー
- セバ谷ダム - ダム便覧
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