トリック・オブ・ザ・テイル
『トリック・オブ・ザ・テイル』 | ||||
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ジェネシス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1975年10月-11月 ロンドン トライデント・スタジオ | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | カリスマ・レコード、アトコ・レコード | |||
プロデュース | デヴィッド・ヘンツェル、ジェネシス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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ジェネシス アルバム 年表 | ||||
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『トリック・オブ・ザ・テイル』(原題:A Trick of the Tail)は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、ジェネシスが1976年に発表した7作目のスタジオ・アルバム。ピーター・ガブリエルの脱退に伴い、4人編成で制作された最初のアルバムである。
背景
ピーター・ガブリエル脱退後、バンドは解散やインストゥルメンタル・バンドへの転身も考えたといわれているが[7]、ドラマーのフィル・コリンズがリード・ボーカルを取る形で「スコンク」をレコーディングしたところ、他の曲もコリンズが歌うことになった[7]。ただし、本作に伴うツアーではコリンズがリード・ボーカリストを務めるようになった関係から、ビル・ブルーフォードがサポート・ドラマーとして参加した[8]。
エルトン・ジョンの作品でキーボード演奏やエンジニアを務めてきたデヴィッド・ヘンツェルが、プロデュースとエンジニアで参加しており[9]、ヘンツェルは以後『デューク』(1980年)までのアルバムをバンドと共同プロデュースした。ジャケット・デザインはコリン・エルジーとヒプノシスが手がけた[10]。
メンバーのスティーヴ・ハケットは、1996年に発表したソロ・アルバム『ジェネシス・リヴィジテッド』(1996年)に「ダンス・オン・ア・ヴォルケーノ」と「ロス・エンドス」のセルフ・カヴァーを収録している。
反響
全英アルバムチャートでは最高3位に達し、39週チャート・インするヒットを記録した[1]。アメリカのBillboard 200では31位に達し、初のトップ40入りを果たした[5]。
収録曲
- 「ダンス・オン・ア・ヴォルケーノ」 - "Dance on a Volcano" (フィル・コリンズ、スティーヴ・ハケット、マイク・ラザフォード、トニー・バンクス) - 5:57
- 「エンタングルド(旧邦題 からまり)」 - "Entangled" (ハケット、バンクス) - 6:27
- 「スコンク」 - "Squonk" (ラザフォード、バンクス) - 6:30
- 「マッド・マン・ムーン」 - "Mad Man Moon" (バンクス) - 7:35
- 「ロベリー、アソールト&バッテリー」 - "Robbery, Assault and Battery" (コリンズ、バンクス) - 6:18
- 「リプルス(旧邦題 さざなみ)」 - "Ripples..." (ラザフォード、バンクス) - 8:05
- 「ア・トリック・オブ・ザ・テイル」 - "A Trick of the Tail" (バンクス) - 4:35
- 「ロス・エンドス」 - "Los Endos" (コリンズ、ハケット、ラザフォード、バンクス) - 5:52
カヴァー
- ダンス・オン・ア・ヴォルケーノ
- メコン・デルタ - アルバム『カレイドスコープ』(1992年)に収録[11]。
- ロス・エンドス
- パトリック・モラーツ&ロニー・シアゴ - トリビュート・アルバム『A Tribute to Genesis - The Fox Lies Down』(1998年)に提供[12]。
参加ミュージシャン
- フィル・コリンズ - ボーカル、ドラムス、パーカッション
- スティーヴ・ハケット - エレクトリックギター、12弦ギター
- マイク・ラザフォード - ベース、ベース・ペダル、12弦ギター
- トニー・バンクス - ピアノ、シンセサイザー、オルガン、メロトロン、12弦ギター、バッキング・ボーカル
脚注
- ^ a b GENESIS songs and albums | full Official Chart history
- ^ charts.org.nz - Genesis - A Trick Of The Tail
- ^ dutchcharts.nl - Genesis - A Trick Of The Tail
- ^ swedishcharts.com - Genesis - A Trick Of The Tail
- ^ a b “Genesis - Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2024年4月14日閲覧。
- ^ Offizielle Deutsche Charts
- ^ a b 日本盤紙ジャケットSACD(TOGP-15011)ライナーノーツ(立川芳雄)
- ^ Timeline - Bill Bruford - 2013年7月2日閲覧 - 「1976」をクリックすれば表示される
- ^ David Hentschel - Credits : AllMusic
- ^ Genesis - A Trick Of The Tail (Vinyl, LP, Album) at Discogs
- ^ Kaleidoscope - Mekong Delta : AllMusic
- ^ Various - A Tribute To Genesis - The Fox Lies Down (CD, Album) at Discogs
ジェネシス | |
---|---|
フィル・コリンズ | マイク・ラザフォード | トニー・バンクス ピーター・ガブリエル | スティーヴ・ハケット | アンソニー・フィリップス | ジョン・メイヒュー | ジョン・シルヴァー | クリス・スチュワート | レイ・ウイルソン サポート・メンバー : チェスター・トンプソン | ダリル・ステューマー | ビル・ブルーフォード | ニック・ディヴァージリオ | ニア・Z | アンソニー・ドレナン | |
スタジオ・アルバム | 創世記 | 侵入 | 怪奇骨董音楽箱 | フォックストロット | 月影の騎士 | 眩惑のブロードウェイ | トリック・オブ・ザ・テイル | 静寂の嵐 | そして3人が残った | デューク | アバカブ | ジェネシス | インヴィジブル・タッチ | ウィ・キャント・ダンス | コーリング・オール・ステーションズ |
ライブ・アルバム | ライヴ | 眩惑のスーパー・ライヴ | スリー・サイズ・ライヴ | ザ・シングル・ヒッツ・コレクション:ライヴ前編 | もうひとつのジェネシス:ライヴ後編 | ライヴ・オーヴァー・ヨーロッパ 2007 |
コンピレーション・アルバム | ジェネシス・ベスト・アルバム | プラチナム・コレクション | R-KIVE | ザ・ラスト・ドミノ? - ザ・ヒッツ |
ボックスセット | アーカイヴ 1967-1975 | アーカイヴ 2 1976-1992 |
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