ハーシム
ハーシム(アラビア語: هاشم, Hāshim) は、アラビア語の男性名。アラブ人名やイスラーム教徒名として用いられている。
アラビア語で「砕く者」[1]「(パンを砕いて客にもてなす)寛大な者、気前が良い者」を意味する。ムハンマドの曽祖父ハーシムは、パンを砕いて汁に浸した料理サリードをカアバ神殿巡礼者たちに気前良く分け与えたエピソードからこの通称で呼ばれた。[2]
日本語表記ではメディアや一般記事における長母音を省く慣用からハシムと書かれることが多い。
人物
- ハーシム・イブン・アブド・マナーフ (Hashim ibn 'Abd Manaf) - ムハンマドの曽祖父 (ca.464–497)。
- スルターン・ハーシム・アフマド・アッ=ターイー (Sultan Hashim Ahmad al-Tai) - イラクの軍人 (1944–)。
- ハシム・サチ (Hashim Thaçi) - コソボの政治家 (1968–)。
- ハシム・アムラ (Hashim Amla) - 南アフリカ共和国のクリケッター (1983–)。
家系
脚注
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