ヘラナレン
ヘラナレン | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Crepidiastrum linguifolium (A.Gray) Nakai |
ヘラナレン(学名: Crepidiastrum linguifolium)は、キク科アゼトウナ属の常緑小低木。
形態・生態
数百万年の進化の過程で木本化しており、キク科の植物のなかでも非常に珍しい特徴をもつ[1]。小笠原諸島にはコヘラナレンとユズリハワダンという近縁種が生育しており、いずれも共通の祖先から進化した種である。
分布
保全状況評価
絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/55/Status_jenv_VU.svg/240px-Status_jenv_VU.svg.png)
ヘラナレンは外来種のヤギの影響を受けた父島では個体群が壊滅状態となり、母島でも群落がわずかに残っている状態であった[1]。2000年の環境省レッドデータブックでは絶滅危惧IA類に指定されていた。しかし、その後の2007年のレッドリストでは絶滅危惧IB類にランクが下げられ、2012年に公表されたレッドリストでは絶滅危惧II類の評価となった。
脚注
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- ^ a b 後藤 章・鷲谷いづみ「小笠原諸島固有の絶滅危惧植物ヘラナレンとユズリハワダンの生態学的現状の把握と保全策の提案」『保全生態学研究』第6巻第1号、2001年、1-20頁。
関連項目
- 維管束植物レッドデータブック (環境省)
- 維管束植物レッドリストの変遷 (環境省)
- ワダンノキ - 本種と同じく小笠原諸島固有種で、木本化したキク科植物。
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