ベシバルマック
ベシバルマック(キルギス語:бешбармак, beşbarmaq、 カザフ語: беcбармак、バシキール語:бишбармаҡ)は中央アジア(トルキスタン)の料理の一つ。 主な材料は子羊肉と麺である。キルギス、バシコルトスタンとカザフスタンの国民食ともなっている[1]。
カザフスタンでは「カザフの肉」の意味を持つカザクシャ・エト(қазақша ет)で呼ばれることがあり、同国やキルギスでは祭事や慶事での祝いの料理として提供されることでも知られる。
また、ベシバルマックと同型の料理が中国の新疆ウイグル自治区、ウズベキスタンとその自治共和国のカラカルパクスタン、北コーカサス、タタールスタン、トルクメニスタンに存在しており、新疆ウイグル自治区やウズベキスタンでは「ナルェン(Naryn)」、カラカルパクスタン・北コーカサス・トルクメニスタンでは「トゥラマ(Turama)」または「ドグラマ(Dograma)」と呼び、タタールスタンではクゥルラマ(Kullama)と呼ばれている。
出典
- ^ ““肉食者的天堂”哈萨克斯坦的国菜——“五个手指””. 国际在线. (2012年5月30日). http://gb.cri.cn/27824/2012/05/30/5005s3704844.htm 2013年9月14日閲覧。