ベジポタラーメン
ベジポタラーメンとは、じゃがいも、たまねぎ、トマトなどの数種類の野菜をポタージュ状にしたものと豚骨スープを使用しているラーメン。ベジタブル・ポタージュラーメンの略である。
スープは濃厚かつ野菜の甘みが強く、ヘルシーで食感・風味が特徴的である。他の一般的なラーメンには入っていないブロッコリー、レンコン、オクラなどの野菜の素揚げが入っていることもある。
歴史
ベジポタラーメンのパイオニアは、つけ麺えん寺の店長である藤本通利で、つけ麺として開発された。着想は、日本そば店でとろろそばを食した瞬間に生まれたという。修行経験のなかった藤本は、その常識にとらわれない着想を元に、スープの商品化を成功させた。名付け親はラーメン評論家の石山勇人。初期は開発された通り、主につけ麺のつけ汁が主流であった[要出典]。
また、石山勇人は企業と提携しベジポタラーメンのカップ麺の開発を進め、2009年10月に販売を開始した[要出典]。 その他の種類のカップ麺も販売されており、女性ユーザーを狙ってスタイリッシュなパッケージを採用している。現在では全国にベジポタラーメンを扱う店が出てきている。
作り方
材料
レシピ
- 上述した【A】の材料を火が通りやすい大きさに切る。その後、サラダ油で表面に少し焼き色がつく程度に炒める。
- 炒めた後に、ニンニクをトントンする。 続いて、生姜をすりおろし、ミキサーにかけた後、にんじんをすりおろして整形したらロースターでフランペする。
- 1で炒めた野菜をすべてミキサーにいれ、さらに鶏ガラスープも入れる。そして、完全に形がなくなるくらいミキサーにかける。
- 2を鍋に移し、弱〜中火で5分ほど煮込む。このとき、焦がさないように注意する。
- 生麺をゆでる。
- 生麺のお湯を捨てる。
- スープとしっかりと湯切りした麺を器に移し、スープとよくなじませる。
- お好みの具材をきれいに盛りつけて完成。
食べ方
- リゾットライス
- 焼きチーズをのせたおにぎりタイプのものと、お茶碗に盛ったものの2種類がある。ラーメンの締めとして残りのスープに入れリゾットを楽しむ、という2度おいしい食べ方となっている。
- 調味料
- バジルオイル、バジルパウダー、ガーリックパウダー、チリパウダーなど、イタリアンの調味料がおいてあるお店が多い。ブラックペッパー、一味唐辛子、塩などの基本的な調味料もある。
種類
- 塩
- 塩ベースのスープであり、ベーシックなスープである。
- トマト
- トマトベースのスープであり、洋風な味でなおかつリコピンなどが多いため女性人気が高い。トッピングでチーズを使用することが多い。また、洋風な味付けのためリゾットライスとの相性も良い。
- つけ麺
- スープはよりドロッとした濃厚なものになっている。麺は太麺を使用しているものが多く、濃厚なスープとからめて食べる味わいに人気がある。
関連項目
外部リンク
- ラーメン界の新ジャンル「ベジポタ」って何の略? - 今日の知識 - 日経トレンディネット
- 麺にからまるドロドロスープは意外にあっさり系!?「ベジポタ」ラーメン、ねっとり浸透中! - DIME