モミジバヒメオドリコソウ
モミジバヒメオドリコソウ | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Lamium hybridum Vill. | |||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||
Lamium purpureum var. hybridum | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
モミジバヒメオドリコソウ | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
Cut-leaved deadnettle |
モミジバヒメオドリコソウ(紅葉姫踊り子草、学名Lamium hybridum)は、ヨーロッパ原産のシソ科の植物。キレハヒメオドリコソウとも。日本でも帰化植物として記録されている。
分布
フランス、スイス、ポルトガル、スペイン、イタリア、モロッコ、アルジェリアなどに分布[1]。日本では各地で帰化植物として生育している。
形態
草高は約10-25cm[1]。葉は対生で、葉縁には顕著な鋸歯があり、深く切れこむ。
花は淡紅色の唇形花で、花冠は0.5-1.25cm[1]。萼は5裂し、長さ0.5-0.75cm[1]。
近縁種
本種は、同属のホトケノザ(L. amplexicaule)とヒメオドリコソウ(L. purpurea)の交雑種起源の種であるとされており、形態的にもその2種の中間的な形質を示す[2]。ホトケノザとは花の色や斑紋、葉の形などによって区別できる。ヒメオドリコソウとは特に形態が類似するが、ヒメオドリコソウの葉には深い鋸歯がないため区別できる。
脚注
- ^ a b c d J. Mennema (1989) A taxonomic revision of Lamium (Lamiaceae) (Leiden Botanical Series Vol 11). Brill Academic Publishers p.122
- ^ Ronald J. Taylor (1991) The origin of Lamium hybridum. A case study in the search for the parents of hybrid species. Northwest Science 65(3) 116-124
関連項目
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