八幡社駅

八幡社駅(はちまんしゃえき)は、かつて愛知県岡崎市にあった、名鉄岡崎市内線

伊賀八幡宮の最寄り駅であり、参拝客の利用が多かったという。

概要

  • 岡崎市内線の岡崎井田 - 康生町間は単線であった。八幡社駅には交換施設が設けられ、相対式2面2線のホームであった。ただし道路との併用軌道上で、安全地帯は設けられなかった。
  • かつては有人駅であり、駅舎も設置されていたという。

歴史

  • 1923年大正12年)9月8日 - 岡崎電気軌道が康生町 - 岡崎井田間を延伸した際に開業。
  • 1927年昭和2年)7月19日 - 岡崎電気軌道が三河鉄道に合併。三河鉄道の駅となる。
  • 1941年(昭和16年)6月1日 - 三河鉄道が名古屋鉄道に合併。名古屋鉄道の駅となる。
  • 1950年(昭和25年)11月23日 - 無人化[1]
  • 1951年(昭和26年) - 伊賀川に現在の伊賀橋が架橋される。八幡社 - 伊賀町[2]は鉄道専用橋から伊賀橋に線路を移設する。
  • 1962年(昭和37年)6月17日 - 岡崎市内線及び福岡線福岡町 - 大樹寺間廃止により廃駅となる。

その他

  • 駅跡は現在の名鉄バス「八幡社前」停留所付近。

隣の駅

名古屋鉄道
岡崎市内線
伊賀町駅 - 八幡社駅 - 神明社駅

脚注

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  1. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、885頁。 
  2. ^ 1951年時点は休止中。1954年に復活。

関連項目

挙母線:大樹寺 - 岡崎井田
岡崎市内線:岡崎井田 - 伊賀町 - 八幡社 - 神明社 - 能見町 - 本町 - 康生町 - 岡崎殿橋 - 東岡崎駅前 - 大学下 - 芦池橋 - 新田橋 - 車庫前 - 戸崎町 - 戸崎口 - 地蔵堂 - 北羽根 - 岡崎駅前
福岡線:岡崎駅前 - 鉄軌分界点 - 柱町 - 東若松 - 西若松 - 福岡町

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