可真村
かまそん 可真村 | |
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廃止日 | 1953年12月15日 |
廃止理由 | 新設合併 豊田村、小野田村、可真村、和気郡熊山村(一部)→ 熊山町 |
現在の自治体 | 赤磐市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中国地方(山陽地方) |
都道府県 | 岡山県 |
郡 | 赤磐郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 | 2,344人 (国勢調査、1950年) |
隣接自治体 | 小野田村、豊田村、万富町、山陽町、赤坂町 |
可真村役場 | |
所在地 | 岡山県赤磐郡可真村 |
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可真村(かまそん[1])は、岡山県赤磐郡にあった村。現在の赤磐市の一部にあたる。
地理
吉井川支流・小野田川に注ぐ可真川流域の開析された谷と、その周辺の丘陵に位置していた[2]。
歴史
- 1889年(明治22年)6月1日、町村制の施行により、磐梨郡可真下村、可真上村、弥上村、野間村、稗田村、石蓮寺村が合併して村制施行し、可真村が発足[1][2]。旧村名を継承した可真下、可真上、弥上、野間、稗田、石蓮寺の6大字を編成[2]。
- 1900年(明治33年)4月1日、郡の統合により赤磐郡に所属[1][2]。
- 1953年(昭和28年)12月15日、赤磐郡豊田村・小野田村、和気郡熊山村(一部)と合併し、町制施行し赤磐郡熊山町を新設して廃止された[1][2]。合併後、熊山町大字可真下・可真上・弥上・野間・稗田・石蓮寺となる[2]。
地名の由来
『和名抄』以来の可真(珂磨)郷にちなむ[2]。
村長
- 初代 大石廉(1889年 - 1895年)
産業
- 農業、果樹[2]
- 明治中期以来、果樹栽培の向上などで県下の先導的役割を果たした[2]。
脚注
- ^ a b c d 『市町村名変遷辞典』202頁。
- ^ a b c d e f g h i 『角川日本地名大辞典 33 岡山県』311-312頁。
参考文献
- 角川日本地名大辞典 33 岡山県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。