屋敷女
屋敷女 | |
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À l'intérieur | |
監督 | アレクサンドル・バスティロ(フランス語版) ジュリアン・モーリー(フランス語版) |
脚本 | アレクサンドル・バスティロ |
製作 | ヴェラーヌ・フレディアニ フランク・リビエール |
出演者 | アリソン・パラディ(フランス語版) ベアトリス・ダル ナタリー・ルーセル(フランス語版) タハール・ラヒム |
音楽 | フランソワ・ウード(フランス語版) |
撮影 | ローラン・バレ |
編集 | バクスター |
製作会社 | ラ・ファブリック・デ・フィルムズ(フランス語版) |
配給 | ラ・ファブリック・デ・フィルムズ ディメンション・エクストリーム トルネード・フィルム エクストリーム(完全版) |
公開 | 2007年6月13日 2007年10月17日 2008年6月21日 2021年7月30日(完全版) |
上映時間 | 82分 75分(アメリカR指定版) 83分(ノーカット完全版) |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
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『屋敷女』(やしきおんな、原題:À l'intérieur、英題:Inside)は、2007年のフランスのスプラッター・サスペンス映画。R-18指定。日本では映像の一部を修正して2008年に劇場公開されたが、2021年に前回の修正該当箇所を無修正のまま『屋敷女ノーカット完全版』の邦題で公開した。
2016年にミゲル・アンヘル・ビバス(スペイン語版)監督により『インサイド』としてリメイクされている。
ストーリー
四ヶ月前に夫のマチュー(ジャン=バプティスト・タブーラン)を自身の運転する車の衝突事故で亡くしたサラ(アリソン・パラディ(フランス語版))は、出産を間近に控えていた。クリスマス・イヴの日、産婦人科からサラは一人で自宅に戻る。その夜、黒ずくめの女(ベアトリス・ダル)が電話を貸してほしいと訪ねてくる。
キャスト
エンド・クレジットの順番で記載。
- サラ:アリソン・パラディ(フランス語版)
- マチュー:ジャン=バプティスト・タブーラン
- 医師:クロード・ルーレ
- 看護師:ドミニク・フロ(フランス語版)
- ルイーズ:ナタリー・ルーセル(フランス語版)
- ジャン=ピエール:フランソワ=レジス・マルシャソン(フランス語版)
- 女(侵入者):ベアトリス・ダル
- 女性警察官:ハイアム・ゼイツウン(フランス語版)
- 警察官1:タハール・ラヒム
- 警察官2:エマニュエル・グエス
- パトロール中の警察官1:リュドヴィック・ベルティロ(フランス語版)
- パトロール中の警察官2:エマニュエル・ランジ
- パトロール中の警察官3:ニコラ・デュヴォシェル
- アブデル:エマン・サイディ(フランス語版)
スタッフ
- 監督:アレクサンドル・バスティロ(フランス語版)、ジュリアン・モーリー(フランス語版)
- 脚本:アレクサンドル・バスティロ
- 製作:ヴェラーヌ・フレディアニ、フランク・リビエール
- 製作補:ロドルフ・グリエルミ
- 音楽:フランソワ・ウード(フランス語版)
- 撮影監督:ローラン・バレ
- 編集:バクスター
- 美術監督:マルク・ティエボー
- 衣装デザイン:マルティーヌ・ラパン
- 音響監修:ジャック・サンズ
- 特殊メイク監修:ジャック=オリヴィエ・モロン
- 特殊メイク:ピエール=オリヴィエ・テヴナン、フレデリック・バルマー、セバスチャン・イマート、エルワン・サイモン、
アレクシス・カインバーニャン、ガイ・ボンネル、アナベル・プティ、セシール・ムニエ、ニコラス・ハーリン、
ジェレミー・ビュレット・カラヴィータ、ローレント・ユエ、マシュー・ローザック、ベレンジェール・コータックス、
ダフィー・ビウリュークス、ガリーナ・ブーケ、オリヴィエ・アフォンソ、ピエール=オリヴィエ・ペルサン - 特殊造形:ブルーノ・マロベルティ
- 視覚効果監修:ロドルフ・グリエルミ
- 視覚効果:BRフィルムズ
- 3DベビーCG:MAC GUFF
- スタント監修:エマニュエル・ランジ
- オープニング・クレジット:BRフィルムズ
- スペシャル・サンクス:サム・ライミ(※ライミ本人は一切関わっていない)
各国のレイティング
残虐表現が激しいため、いくつかの国では当該シーンの修正やカットを余儀なくされている。日本版については後述。
- フランス:-16
- 日本:R-18(一部修正)、審査拒否(ノーカット版、セル版DVDで鑑賞可能)、R-18(2021年公開のノーカット完全版)
- アメリカ:R(75分版)、NC-17(ノーカット版、後に未審査でDVD発売)
- ドイツ:18(一部カット)、公開禁止(ノーカット版)
- フィンランド:K-18
- アルゼンチン:18
トリビア
- 日本劇場公開版とレンタルDVD版では、クライマックスのあるシーンが、黒いぼかしで修正されている。これは映倫からオリジナル版が審査を拒否されたため、日本の配給サイドで自主的に修正を加えたものである(映倫を通していない映画は殆どの映画館で上映を拒否されるため)。なお、無修正の映像はアンレイテッド(未審査)のセル版DVDのみで鑑賞が可能となっている。
- 日本キャッチコピー「この女、凶暴につき。」(元ネタは映画『その男、凶暴につき』)
- 女性警察官(ハイアム・ゼイツウン(フランス語版))が、サラ(アリソン・パラディ(フランス語版))宅のリビングで話を聞いている際、背後の半開きのドアに女(ベアトリス・ダル)の侵入を一瞬であるが確認できる。
- 後半、パトロール中の警察官達がサラの自宅を訪れるシーンで、玄関のドア横に番地を確認することができる。その数字は獣の数字である。