橋本竹茂
橋本 竹茂 はしもと たけしげ | |
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生誕 | (1920-07-30) 1920年7月30日[1] |
出身地 | 日本 奈良県北葛城郡高田町(現:大和高田市)[1] |
死没 | 2004年(満83歳没)[2] |
ジャンル | 国民歌、市町村歌、校歌、音頭 |
職業 | 作詞家、地方公務員 |
活動期間 | 昭和前期 - 平成 |
橋本 竹茂(はしもと たけしげ、1920年7月30日[1] - 2004年[2])は、昭和から平成にかけての日本の作詞家、俳人。奈良県出身。
来歴
1920年(大正9年)、奈良県北葛城郡高田町(現在の大和高田市)に生まれる[1]。戦時下の1942年(昭和17年)に朝日新聞社が選定した「躍進鉄道歌」での入選以降[3]、大和高田市役所職員として勤務する傍ら懸賞歌謡への投稿を積極的に行い、1962年(昭和37年)に総理府、電通、NHK他の共同事業として募集された国民歌「若い日本」が一等入選で採用された[2]。この歌はビクターレコード、日本コロムビア、ポリドール、東芝音楽工業、キングレコード、テイチクの6社から競作の形でレコードが発売され、市役所前に歌碑が建てられた[2]。
本業の公務員としては大和高田市立図書館の館長に至り[4]、定年退職後の1994年(平成6年)に句集『竹茂百句箋』を刊行した。
2004年(平成16年)死去。享年85(満83歳没)[2]。「若い日本」の歌碑は大和高田市役所の建て替えに伴い、市内のさざんかホール前へ移設されている[5]。
作品
- 『竹茂百句箋 橋本竹茂句集』(牧羊社、1994年) ISBN 4-8333-1728-1
作詞
国民歌・自治体歌等
校歌
- 奈良県立香芝高等学校(作曲:樋口博史)
- 大和高田市立菅原小学校(作曲:岡本幸子)
- 大和高田市立浮孔西小学校「あの山よりもたくましく」(作曲:牧野卓央)
参考文献
- 大和タイムス社 編『奈良県年鑑』1967年版(1966年10月1日発行) NCID BA41085212
出典
- ^ a b c d 奈良県年鑑(1967), p421
- ^ a b c d e “「国民歌」に懸けたアマ作詞家の思い 半世紀前の前回東京五輪”. 毎日新聞デジタル (毎日新聞社). (2021年5月8日). https://mainichi.jp/articles/20210508/k00/00m/040/021000c 2023年10月16日閲覧。
- ^ コラム 関門トンネル開通時の公募歌(一橋大学鉄道研究会)
- ^ 、辰巳雅彦「図書館風土記〈14〉奈良県の巻」(日本図書館協会『図書館雑誌』1967年11月号, p26)
- ^ “FMヤマト開局以来毎朝、放送開始前に流れる音楽を知ってますか?”. 『CLUB YAMATO MAGAZINE』2023年秋号, p39. FMヤマト. 2024年2月17日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 大和高田市で生まれた国民の歌(大和高田市役所)