浜松市立雄踏小学校

浜松市立雄踏小学校
空中写真（2015年5月）
地図北緯34度42分05秒 東経137度38分01秒 / 北緯34.70129度 東経137.63355度 / 34.70129; 137.63355座標: 北緯34度42分05秒 東経137度38分01秒 / 北緯34.70129度 東経137.63355度 / 34.70129; 137.63355
過去の名称 宇布見郷学
雄踏学校
雄踏尋常小学校
雄踏村立雄踏尋常高等小学校
浜名郡雄踏町国民学校
雄踏町立雄踏小学校
国公私立の別 私立学校（1872年 - 1873年）
公立学校（1873年 - ）
設置者 宇布見村（1873年 - 1889年）
雄踏村（1889年 - 1925年）
雄踏町（1925年 - 2005年）
浜松市（2005年 - ）
併合学校 山崎尋常小学校
雄踏村立山崎尋常小学校
雄踏町立雄踏小学校山崎分校
設立年月日 明治5年9月24日（1872年10月26日）
共学・別学 男女共学
分校 山崎分校（1959年廃止）
1922年 - 1959年
学校コード B122210004885 ウィキデータを編集
校地面積 32,393 m2[1]
校舎面積 11,640.27 m2[2]
設計者 中川猛一級建築士事務所[2]
所在地 〒431-0102
静岡県浜松市中央区雄踏町宇布見7997-1
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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浜松市立雄踏小学校（はままつしりつ ゆうとうしょうがっこう）は、静岡県浜松市中央区雄踏町にある公立小学校。略称は雄小（ゆうしょう）。

概要

学制発布後の1872年に開校した小学校である[3]。雄踏地域唯一の小学校で、同地域の全域を学区としている[4]。

沿革

  • 明治5年9月24日（1872年10月26日） - 私立の宇布見郷学として、弘忍寺（弘忍精舎）を仮校舎として創立[5][6][3]。
  • 1873年（明治6年）
    • 1月 - 公立校へ移行[5]。
    • 10月 - 「雄踏学校」に改称[5]。
  • 1874年（明治7年） - 妙楽寺へ移転。生徒増加に伴い、西隣にあった観音寺（廃寺）を解体し、跡地に校舎を落成[6]。
  • 1875年（明治8年）4月 - 校舎へ移転[6]。開校式を挙行[7]。
  • 1876年（明治9年）6月10日 - 新校舎を建築[5]。
  • 1885年（明治18年） - 「雄踏尋常小学校」に改称[5]。
  • 1886年（明治19年）12月 - 山崎尋常小学校を統合[8]。
  • 1892年（明治25年）7月 - 高等科を開設し、「雄踏村立雄踏尋常高等小学校[9]」に改称。村立山崎尋常小学校が独立[8]。
  • 1904年（明治37年）9月 - 雄踏尋常小学校附設雄踏実業補習学校を併設[10]。
  • 1907年（明治40年）9月2日 - 新校舎を落成し、分散授業が解消[5]。
  • 1922年（大正11年）4月1日 - 山崎尋常小学校を統合し、山崎分教場を開設[5]。
  • 1925年（大正14年）12月1日 - 少年赤十字団を結成[11]。
  • 1926年（大正15年）9月4日 - 山崎分教場から移築中の校舎が、暴風により倒壊[12]。
  • 1934年（昭和9年） - 雄踏町山崎の浜名湖に50メートルプールを設置[13]。
  • 1935年（昭和10年）
  • 1941年（昭和16年）
    • 3月10日 - 日本水泳競技連盟より最優秀校を受賞。校歌を制定[5]。
    • 4月1日 - 国民学校令施行に伴い、「浜名郡雄踏町国民学校」に改称[5]。
  • 1947年（昭和22年）4月1日 - 学校教育法施行に伴い、「雄踏町立雄踏小学校」に改称[16]。
  • 1957年（昭和32年） - 鉄筋コンクリート造3階建ての北校舎を落成[17]。
  • 1959年（昭和34年）
    • 4月1日 - 山崎分校を統合[5]。
    • 11月3日 - 鉄筋コンクリート造3階建ての南校舎を落成[5]。
  • 1964年（昭和39年）5月20日 - 給食を開始[5]。
  • 1966年（昭和41年）
    • 4月1日 - 特殊学級（現：特別支援学級）を開設[5]。
    • 12月 - 体育館を落成[17]。
  • 1967年（昭和42年）5月12日 - 新プール（25m・50m）を落成[5][17]。
  • 1970年（昭和45年）2月15日 - 日本水泳連盟より水泳優秀校を受賞[5]。
  • 1984年（昭和59年）9月15日 - 耐震工事を実施[5]。
  • 1988年（昭和63年）12月12日 - 校庭を拡張[5]。
  • 1998年（平成10年）3月31日 - 日本水泳連盟より学童水泳優秀校を受賞[5]。
  • 2005年（平成17年）7月1日 - 編入合併に伴い、「浜松市立雄踏小学校」に改称[5]。
  • 2007年（平成19年）3月9日 - 新校舎・新体育館・新プールを落成[5]。
  • 2008年（平成20年）
    • 3月1日 - 運動場を設置[5]。
    • 3月6日 - 新校舎落成式を挙行[18]。
  • 2010年（平成22年）4月1日 - 1年生において35人学級編成を開始[5]。
  • 2012年（平成24年）9月 - 静岡県小中学校器楽合奏大会の器楽の部にて、県知事賞とヤマハ賞を受賞[8]。
  • 2015年（平成27年）3月 - イメージキャラクターの「ゆうさく」を作成[8]。
  • 2019年（平成31年）4月 - 発達支援学級（肢体不自由）を開設[8]。

教育目標

一人一人がかがやく たくましくすこやかな 雄踏の子
  • 自分も友達も大切にする子
  • 考えをもち学び合う子
  • 心身を鍛える子

出典：[19]

施設概要

主な施設を掲載。

  • 校舎（11,640.27 m2） - 鉄筋コンクリート造3階建て[2]
  • 体育館（1,264.57 m2） - 鉄筋コンクリート造一部木造平屋建て[2]
  • プール
  • 校庭（7,647 m2[1]）
画像外部リンク
旧校舎の外観 - 雄踏小学校
（Wayback Machine・2004年9月7日アーカイブ）

学区

  • 浜松市中央区
    • 雄踏町宇布見
    • 雄踏町山崎
    • 雄踏1丁目
    • 雄踏2丁目

出典：[4]

進学先の中学校

アクセス

バス

  • 「雄踏小学校」バス停（遠鉄バス）から徒歩で約2分

周辺

  • 浜松市雄踏文化センター
  • 浜松市立雄踏図書館
  • 白山神社

出身者・関係者

出身者
関係者

脚注

出典

  1. ^ a b “避難所 - 雄踏小学校”. 浜松市公式サイト. 浜松市. 2024年1月26日閲覧。
  2. ^ a b c d “教育施設”. 中川猛一級建築士事務所. 2024年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月25日閲覧。
  3. ^ a b c 「雄踏小の150年紹介 8月28日まで企画展 浜松」『あなたの静岡新聞』2022年8月14日。2024年1月25日閲覧。
  4. ^ a b c “学校名から探す”. 浜松市公式サイト. 浜松市. 2024年1月25日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v “学校紹介”. 浜松市立雄踏小学校. 浜松市. 2016年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月25日閲覧。
  6. ^ a b c 浜名郡雄踏町教育委員会 1974, p. 79.
  7. ^ 浜名郡雄踏町教育委員会 1972, p. 7.
  8. ^ a b c d e 「私たちの学校 浜松市立雄踏小学校」『中日新聞』2019年5月2日。オリジナルの2024年1月25日時点におけるアーカイブ。2024年1月25日閲覧。
  9. ^ 東京書籍商組合事務所 編『帝国小学校名簿』東京書籍商組合事務所、1910年10月7日、214頁。doi:10.11501/813004。https://dl.ndl.go.jp/pid/813004/1/118。2024年1月25日閲覧。 
  10. ^ 静岡県 編『静岡県統計書 明治41年』静岡県、1910年3月25日、3頁。doi:10.11501/806842。https://dl.ndl.go.jp/pid/806842/1/156。2024年1月25日閲覧。 
  11. ^ 浜名郡雄踏町教育委員会 1975, p. 181.
  12. ^ 浜名郡雄踏町教育委員会 1975, p. 182.
  13. ^ 雄踏町教育委員会 1978, p. 424.
  14. ^ 文部省社会教育局『青年学校名簿 昭和11年4月末日現在』文部省社会教育局、1937年3月30日、614頁。doi:10.11501/1278127。https://dl.ndl.go.jp/pid/1278127/1/316。2024年1月25日閲覧。 
  15. ^ 浜名郡雄踏町教育委員会 1975, p. 201.
  16. ^ 浜名郡雄踏町教育委員会 1974, p. 82.
  17. ^ a b c “雄踏”. 浜松情報BOOK. 浜名湖国際頭脳センター. 2024年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月25日閲覧。
  18. ^ “広報はままつ 西区版”. 浜松市 (2008年4月20日). 2008年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月25日閲覧。
  19. ^ “グランドデザイン”. 浜松市立雄踏小学校. 浜松市. 2024年1月25日閲覧。
  20. ^ “講師プロフィール - 後藤 正規”. 森永エンゼルカレッジ. 森永エンゼル財団. 2023年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月25日閲覧。
  21. ^ “まち・人・文化 地域情報誌「ija!」Vol.12”. 浜松いわた信用金庫. p. 7 (2017年10月). 2024年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月25日閲覧。
  22. ^ 衆議院、参議院 編『議会制度百年史 衆議院議員名鑑』衆議院、1990年11月、287-288頁。doi:10.11501/9673686。 
  23. ^ 静岡新聞社出版局 編『静岡県歴史人物事典』静岡新聞社、1991年12月、213-214頁。 

参考文献

  • 浜名郡雄踏町教育委員会 編『雄踏町誌 資料編 4』雄踏町、1972年6月20日。doi:10.11501/9537409。 
  • 浜名郡雄踏町教育委員会 編『雄踏町誌 資料編 6』雄踏町、1974年11月20日。doi:10.11501/9537411。 
  • 浜名郡雄踏町教育委員会 編『雄踏町誌 資料編 7』雄踏町、1975年11月20日。doi:10.11501/9537412。 
  • 雄踏町教育委員会 編『雄踏町誌 資料編 10』雄踏町、1978年12月5日。doi:10.11501/9537790。 

関連項目

外部リンク

  • 浜松市立雄踏小学校