瓦曽根溜井
瓦曽根溜井(かわらぞねためい)は、埼玉県越谷市瓦曽根周辺にある溜池。現在は逆川の下流部となっているが、灌漑期には堰止められ溜井として機能する。
概要
1600年頃に瓦曽根堰が元荒川に設置され溜井ができた。農業用水のための溜井として江戸期から利用されていた。西部の一部が埋め立てられ、越谷市役所などが建設された(主に越ヶ谷4丁目にあたる部分)。東京葛西用水路[1]、谷古田用水、八条用水が分水している。岸沿いに葛西親水緑道が整備され、花菖蒲やアジサイが植えられている[2]。非灌漑期にはキタミソウ(環境省レッドデータブック絶滅危惧1A類に分類)が溜井に群生する[3]。
鳥文斎栄之筆「瓦曽根溜井図」が越谷市指定文化財となっている。
周辺
脚注
関連項目
外部リンク
座標: 北緯35度53分16.4秒 東経139度47分51.6秒 / 北緯35.887889度 東経139.797667度 / 35.887889; 139.797667