藤木大地

藤木大地
生誕 (1980-01-17) 1980年1月17日(44歳)
出身地 日本の旗 日本 宮崎県
学歴 東京藝術大学音楽学部声楽科テノール専攻
ウィーン国立音楽大学大学院文化経営学研究所
ジャンル クラシックオペラ
職業 カウンターテナー歌手
担当楽器 声楽カウンターテナー
活動期間 2003年 - 現在
レーベル ワーナーミュージック
King International
事務所 AMATI
公式サイト http://www.daichifujiki.com/
ウィキポータル クラシック音楽
ポータル クラシック音楽

藤木 大地(ふじき だいち 1980年1月17日 - )は、日本の声楽家カウンターテナー歌手。AMATI所属。バロックからコンテンポラリーまで幅広いレパートリーで活動を展開し、デビューから現在まで絶えず話題の中心に存在するアーティストのひとりである。

来歴

宮崎県に生まれる。宮崎大学教育学部附属中学校合唱部に所属し、NHK全国学校音楽コンクール全日本合唱コンクールにおいて全国大会へ出場。宮崎県立宮崎大宮高等学校文科情報科に入学後はテノールとして声楽を始める。

東京藝術大学音楽学部声楽科をテノールとして卒業し、新国立劇場オペラ研修所第5期を修了。2003年に新国立劇場公演、オペラ『フィガロの結婚』ドン・クルツィオ役でデビューする。その後の2011年、ウィーンへ留学をしていた際、風邪をひいたまま練習したことをきっかけにカウンターテナーへ転向した。

2012年、第81回日本音楽コンクール声楽部門にて優勝を収める。カウンターテナーの優勝は大会史上初の出来事であった。

2013年、ボローニャ歌劇場日生劇場にデビュー。ウィーン国立歌劇場と東洋人カウンターテナーとして初めて、客演契約を結ぶ。

2014年、NHKニューイヤーオペラコンサートに初出演。

2015年、NHKニューイヤーオペラコンサートに2年連続出演。ウィーン国立歌劇場と2シーズン連続の客演契約を結ぶ。第19回松方ホール音楽賞を、カウンターテナーとして初めて受賞。

2016年、NHKニューイヤーオペラコンサートに3年連続出演。第25回青山音楽賞青山賞を受賞。兵庫県立芸術文化センター佐渡裕プロデュースオペラ2016)に主演。題名のない音楽会テレビ朝日)に初出演。死んだ男の残したものは谷川俊太郎作詞、武満徹作曲)を歌唱。

2017年、NHKニューイヤーオペラコンサートに4年連続出演。ウィーン国立歌劇場と3シーズン連続の客演契約を結び、2016/2017シーズンにアリベルト・ライマン作曲のメデアにおけるヘロルド役で、日本人カウンターテナーとして史上初めて同歌劇場にデビューすることが、2016年4月6日にウィーン国立歌劇場のマーラーザールで行われた記者会見で発表された。2017年4月7日にキングインターナショナルよりファーストソロCD「死んだ男の残したものは」をリリース。同日、ウィーン国立歌劇場にデビュー。4月19日まで4公演に出演。その模様はNHKおはよう日本(2017年5月21日放送)、NHK-BS1国際報道2017(2017年7月24日)などで紹介された。出身地である宮崎県よりみやざき大使に委嘱される。

2018年、NHKニューイヤーオペラコンサートに5年連続出演。ウィーン国立歌劇場と4シーズン連続の客演契約を結ぶ。村上春樹原作の映画ハナレイ・ベイの主題歌愛の喜びは〜Plaisir d'amourを担当。ワーナーミュージックよりメジャーデビューアルバム「愛のよろこびは」をリリース予定。

外部リンク

  • 藤木大地 オフィシャルサイト
  • Daichi Fujiki(ウィーン国立歌劇場によるプロフィール)
  • 株式会社AMATI/アーティスト/藤木大地(所属事務所によるプロフィール)
  • ワーナーミュージック・ジャパン/藤木大地(所属レコード会社によるページ)
  • 藤木大地の大冒険(本人によるブログ 休止中)
  • 藤木大地/Daichi Fujiki (@daichi_sings) - X(旧Twitter)
  • 東京・春・音楽祭 アーティスト・インタビュー(2014年2月)
  • フィリアホール アーティスト インタビュー(2015年7月)
  • 東京オペラシティ インタビュー(2015年9月)
  • 王子ホール インタビュー(2015年10月)
  • 公益財団法人 青山財団 インタビュー(2016年03月)
  • 2017年ウィーン国立歌劇場 ライマン「メデア」(英語)
  • 題名のない音楽会(2016年10月02日放送)
  • 第60回NHKニューイヤーオペラコンサート(2017年01月03日放送予定)
  • Mikiki インタビュー(2017年4月)
  • NIKKEI STYLE(2017年4月)
  • 共同通信 インタビュー(2017年5月)
  • 朝日新聞 インタビュー(2017年10月)
  • オペラ・エクスプレス インタビュー(2017年11月)
  • WEBぶらあぼ インタビュー(2017年11月)