金岩村

かないわそん
金岩村
廃止日 1914年2月1日
廃止理由 新設合併
溝口村、金岩村、栄村 → 溝口村
現在の自治体 西伯郡伯耆町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
日野郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 475
(『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』231頁、1891年)
隣接自治体 八郷村、溝口村、金沢村、西伯郡大山村
金岩村役場
所在地 鳥取県日野郡金岩村
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金岩村(かないわそん[1][2])は、鳥取県日野郡にあった。現在の西伯郡伯耆町の一部にあたる。大山の登山者の休憩場所としてにぎわった[3]

地理

大山西麓の広いすそ野に位置していた[2]

  • 河川:大江川[4]

歴史

  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、日野郡岩立村、金屋谷村が合併して村制施行し、金岩村が発足[1][2]。旧村名を継承した岩立、金屋谷の2大字を編成[2]
  • 1891年(明治24年)大字岩立で大火が発生し20数戸が全焼[4]
  • 1910年(明治43年)耕地整理で中祖溜池を築工[2]。中外原などで約2町5反部を開田[2]
  • 1914年(大正3年)2月1日、日野郡溝口村、栄村と合併し溝口村が存続して廃止された[1][2]。合併後、溝口村大字岩立・金屋谷となる[2]

地名の由来

合併旧村名の各一文字を組み合わせたもの。

産業

  • 農業[2]

教育

  • 1873年(明治6年)金屋谷簡易小学校開校[3]。1892年(明治25年)金屋谷尋常小学校に改称[2]

脚注

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』195頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』231頁。
  3. ^ a b 「金屋谷〈溝口町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』233頁。
  4. ^ a b 「岩立〈溝口町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』120頁。

参考文献

関連項目