髙宮なつ美

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髙宮なつ美
個人情報
国籍日本の旗 日本
生誕 (1991-08-22) 1991年8月22日(33歳)[1]
埼玉県狭山市
身長169 cm (5 ft 7 in)[2]
体重53 kg (117 lb)
スポーツ
日本の旗 日本
競技近代五種競技
クラブ警視庁[3]
担当コーチ黒臼昭二(クラブ)
宮ケ原浩(日本代表)[3]

髙宮 なつ美(たかみや なつみ、1991年平成3年)8月22日 - )は、日本の元近代五種競技選手である。旧姓は朝長(ともなが)。

経歴

1991年8月22日、埼玉県狭山市生まれ[4]埼玉県立川越南高等学校卒業。

学生時代は競泳陸上競技などに取り組んでいた[5]

2011年、警察官だった両親の背中を追って、高校卒業後に警視庁警察学校に入校[4][6]

在学中に1500メートル走で女子歴代1位の4分55秒を記録したことから、近代五種部にスカウトされた。2012年に真剣に近代五種のトレーニングを始めた[7]

2014年には日本代表チームに選ばれた[3]。また、この年第54回近代五種全日本選手権大会にて優勝を果たした[6]

競技歴4年で2016年リオデジャネイロオリンピックに出場し、近代五種競技では日本選手として過去最高の13位になった[8][7]。大会終了後、上位選手の失格により13位から12位へと繰り上がった[6]

2016年のW杯では6位、2017年には4位になり、日本選手の最高順位を更新した[7]

2018年にはジャカルタ・アジア競技大会に出場し、5位で終えた[9]

2019年、近代五種アジア・オセアニア選手権大会で2位となり、東京オリンピック2020の出場権を獲得した[6]

同年12月24日、同僚の男性と結婚した[4]

2021年8月に開催された東京オリンピックでは34位に終わった[10]。この大会をもって競技を引退した[10]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “Natsumi Tomonaga”. UIPM World Pentathlon. August 2, 2016閲覧。
  2. ^ Natsumi Tomonaga. Rio 2016
  3. ^ a b c Natsumi Tomonaga. NBC Olympics
  4. ^ a b c “近代五種高宮なつ美、苦悩の日々も夫の一言が支えに”. 日刊スポーツ. 2021年4月8日閲覧。
  5. ^ “近代五種の国内トップ選手 「最後の挑戦」東京五輪への熱き想い”. 月刊「事業構想」. (2020年6月). https://www.projectdesign.jp/202006/pioneer/007871.php 2021年7月24日閲覧。 
  6. ^ a b c d “立川市にゆかりのある髙宮(旧姓・朝長)なつ美選手を応援しよう!”. 2021年4月8日閲覧。
  7. ^ a b c “近代五種 朝長 なつ美 | 東京2020オリンピック | NHK”. sports.nhk.or.jp. 2021年4月7日閲覧。
  8. ^ “Natsumi Tomonaga”. UIPM. August 2, 2016閲覧。
  9. ^ “「第18回アジア競技大会」日本4選手がそろってトップ10入りを果たしました(JAL 活動レポート(近代五種))”. 2021年4月8日閲覧。
  10. ^ a b “オリンピック 近代五種女子 島津玲奈23位 高宮なつ美34位”. NHK. (2021年8月6日). https://web.archive.org/web/20210806121753/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210806/k10013186461000.html 2021年8月11日閲覧。