Xリーグ 2021 |
X1 SUPER |
日程 | レギュラーシーズン: 2021年9月4日 - 2021年11月28日 プレーオフ:2021年12月12日 - 2022年1月3日 |
優勝 | 富士通フロンティアーズ |
準優勝 | パナソニック インパルス |
X1 AREA |
日程 | 2021年8月28日 - 2021年11月23日 |
優勝 | リーグ編成変更のため優勝決定戦なし |
準優勝 | |
X2・X3 |
X2 EAST優勝 | 横浜ハーバース |
X2 CENTRAL優勝 | 三菱商事CLUB TRIAX |
X2 WEST優勝 | ホークアイ |
第75回ライスボウル |
開催日 | 2022年1月3日 |
スタジアム | 東京ドーム |
チャンピオン | 富士通フロンティアーズ |
ハーフタイム | ゴリエ、Xリーグチアリーダーズ |
シーズン |
2021年のXリーグは25回目のXリーグで、2021年1月3日に開催された第75回ライスボウルで富士通フロンティアーズが社会人チャンピオンに決定したシーズン。このシーズンからジャパンエックスボウルが廃止され、ライスボウルが社会人王者決定戦となった。
概要
2021年の公式戦では、以下の3つが主な変更点となっている。
- ライスボウルで学生代表との対決はなくなり、Xリーグの王座決定戦が日本選手権となった。そのため、ライスボウルでシーズン優勝が決まる。
- 勝ち点制度が導入され、第4クオーター終了時に同点であれば引き分けとする。勝ち点は勝利が3点、引き分けが1点、負けは0点とし、勝ち点数が多いチームが上位とする。
- 2022年以降のリーグ戦方式変更に伴い、今季は入れ替え戦が行われず、X1 Areaの上位4チームが来年のX1 Superに自動昇格する。
X1 Superのレギュラーシーズン終了後のプレーオフではワイルドカードなどは実施されず、上位4チームのみで優勝を争った。
リーグ編成
2021年シーズンは、X1はSuper8チーム・Area12チーム、X2はイースト・セントラル・ウェスト、X3は東日本・西日本A・西日本Bというリーグ編成で行われた。
2021年7月15日に秋季シーズンの全日程が発表された[1]。
X1
X2
X3
ディビジョン | 地区 | チーム名 | 運営形態 | ホームタウン | 創設年 | 備考 |
X3 | 東日本 | 三井物産シーガルズ | クラブ | - | - | |
KYOEIガーディアンズ | クラブ | - | - | |
伊藤忠クラブWINGS | クラブ | - | - | |
CLUB STEELERS | クラブ | - | - | |
西日本Aブロック | いそのスーパースターズ | クラブ | - | - | |
リードエフォートエールズ | クラブ | - | - | |
佐藤建設スタンディングベアーズ | クラブ | 岡山県岡山市 | 1980年 | |
クラブベアーズ | クラブ | - | - | |
クラブアイランズ | クラブ | - | - | |
三重ファイアーバード | クラブ | - | - | |
西日本Bブロック | 愛知ゴールデンウイングス | クラブ | 愛知県名古屋市 | 1989年 | |
豊田ブルファイターズ | クラブ | 愛知県豊田市 | 1974年 | |
広島ホークス | クラブ | - | - | |
トライスターズ | クラブ | - | - | |
正英ブレイザーズ | クラブ | - | - | |
昇降格
2021年8月26日のプレスカンファレンスにて、シーズン終了後はX1 Super・X1 Area間の入れ替え戦を行わず、X1 Area上位4チームの自動昇格のみとすることを明らかにした。併せて2022シーズンは、X1 Superは12チーム・2ディビジョン制、X1 Areaは8チーム・1ディビジョン制となることを発表した。2022年シーズンの詳しいリーグ戦・ポストシーズンの形式は後日発表するとしている[2]。
日程
主な日程
シーズン開始前のイベントやオールスター戦などは行われず、主に公式試合のみでシーズンが構成された。
春季公式戦は東日本と西日本に分かれて行う。
- パールボウル:東日本の春季公式戦。2022年は行われなかった。
- グリーンボウル:西日本の春季公式戦。2022年は行われなかった。
X1 Super
- 春季交流戦:5月22日から6月6日までの日程で各チーム2試合ずつ開催予定であったが、中止された。
- 秋季リーグ戦:9月4日に開幕戦が行われた。レギュラーシーズンは通常通り行われたが、2022年のリーグ編成変更のため入れ替え戦は行われなかった。
- セミファイナル:プレーオフはレギュラーシーズンの上位4チームによって行われ、セミファイナルが12月12日に開催された(IBM BIG BLUEVSパナソニック インパルスとオービックシーガルズVS富士通フロンティアーズ)。この2試合の勝者が決勝へ進出した。
- ライスボウル:セミファイナルの勝者が進出し、1月3日に東京ドームで開催された。
X1 Area
- 春季交流戦:5月16日から6月19日までの日程で各チーム2試合ずつ開催予定であったが、中止された。
- 秋季リーグ戦:8月28日から11月23日の日程でレギュラーシーズンが行われた。2022年のリーグ編成変更のためX1 AREA FINALは行われなかった。
- 入れ替え戦:12月19日に、X1 Area総合順位10位・11位・12位のチームとX2の各地区優勝チームの対戦で実施された。X1 Super・X1 Area間の入れ替え戦はなかった。
X1 Super
詳細は「2021年のX1 Super」を参照
レギュラーシーズン
順位 | チーム | 試合数 | 勝 | 敗 | 分 | 勝ち点 | 備考 |
1 | パナソニック | 7 | 7 | 0 | 0 | 21 | プレーオフ準決勝へ |
2 | 富士通 | 7 | 6 | 1 | 0 | 18 |
3 | オービック | 7 | 5 | 2 | 0 | 15 |
4 | IBM | 7 | 3 | 3 | 1 | 10 |
5 | ノジマ相模原 | 7 | 3 | 4 | 0 | 9 |
6 | 東京ガス | 7 | 2 | 5 | 0 | 6 |
7 | エレコム神戸 | 7 | 1 | 5 | 1 | 4 |
8 | オール三菱 | 7 | 0 | 7 | 0 | 0 |
プレーオフ
| 準決勝 | | 第75回ライスボウル |
| | | | | | |
| 12月12日・ヤンマースタジアム長居 | | | |
| パナソニック | 38 |
| IBM | 31 | |
| | 1月3日・東京ドーム |
| 富士通 | 24 |
| | パナソニック | 18 |
| 12月12日・横浜スタジアム | |
| 富士通 | 17 |
| オービック | 10 | |
第75回ライスボウル
試合経過
パナソニックインパルス 対 富士通フロンティアーズ
| 1 | 2 | 3 | 4 | Total |
パナソニック | 0 | 11 | 7 | 0 | 18 |
富士通 | 0 | 14 | 0 | 10 | 24 |
開催地 東京ドーム
- 開催日: 2022年1月3日
- 試合開始: 15:00(JST)
出場チーム
パナソニック インパルスと富士通フロンティアーズが対戦する75回目のライスボウル。今年度からジャパンXボウルに代わってライスボウルが社会人王者決定戦となった。両チームのXリーグ決勝進出は、インパルスは2年ぶり16回目、フロンティアーズは9年連続13回目である。勝利すれば、インパルスは第29回ジャパンXボウル以来6年ぶり8度目、フロンティアーズは第33回ジャパンXボウル以来2年ぶり6度目のXリーグ優勝となる。
両チームが決勝で対戦するのは4回目で、過去の対戦成績はインパルスが2勝、フロンティアーズが1勝である。なお今シーズンは第6週に対戦し、インパルスが26対20で勝利している。
シーズン | 大会 | 勝者 | スコア | 敗者 |
2007 | 第21回ジャパンXボウル | 松下電工インパルス | 33–13 | 富士通フロンティアーズ |
2015 | 第29回ジャパンXボウル | パナソニック インパルス | 24–21 | 富士通フロンティアーズ |
2019 | 第33回ジャパンXボウル | 富士通フロンティアーズ | 28–26 | パナソニック インパルス |
両チームの戦績
X1 Area
詳細は「2021年のX1 Area」を参照
レギュラーシーズン
順位 | チーム | 試合数 | 勝 | 敗 | 分 | 勝ち点 | 備考 |
1 | アサヒビール | 6 | 6 | 0 | 0 | 18 | X1 Superへ自動昇格 |
2 | アサヒ飲料 | 6 | 5 | 1 | 0 | 15 |
3 | イコールワン福岡 | 6 | 5 | 1 | 0 | 15 |
4 | ディアーズ | 6 | 4 | 2 | 0 | 12 |
5 | 警視庁 | 6 | 4 | 2 | 0 | 12 |
6 | パイレーツ | 6 | 3 | 3 | 0 | 9 |
7 | アズワン | 6 | 3 | 3 | 0 | 9 |
8 | 電通 | 6 | 3 | 3 | 0 | 9 |
9 | 名古屋 | 6 | 1 | 5 | 0 | 3 |
10 | 富士フィルム | 6 | 1 | 5 | 0 | 3 |
11 | ブルザイズ東京 | 6 | 1 | 5 | 0 | 3 |
12 | BULLS | 6 | 0 | 6 | 0 | 0 | 入替戦へ |
勝ち点が並んだ全てのチームの間で直接対決が無かった場合は、以下の優先順位で順位を決定する。(1.対戦相手の勝ち点数の合計、2.勝利した対戦相手の勝ち点数の合計、3.抽選)
X1 Area-X2 入替戦
BULLSフットボールクラブ | 7–28 | 三菱商事CLUB TRIAX |
| | |
BULLSがX2に降格。三菱商事がX1 Areaに昇格。
両チーム残留。昇降格なし。
X2・X3リーグ
詳細は「2021年のX2・X3リーグ」を参照
X2・イースト
順位 | チーム | 試合数 | 勝 | 敗 | 分 | 勝ち点 | 備考 |
1 | ハーバース | 5 | 4 | 1 | 0 | 12 | |
2 | ブルーサンダース | 5 | 4 | 1 | 0 | 12 | |
3 | ゴリラズ | 5 | 3 | 2 | 0 | 9 | |
4 | ハリケーンズ | 5 | 2 | 2 | 1 | 5 | |
5 | ラングラーズ | 5 | 2 | 3 | 0 | 4 | |
6 | セイバーズ | 5 | 1 | 4 | 0 | 3 | |
7 | Sony | 5 | 0 | 4 | 1 | 1 | |
X2・セントラル
順位 | チーム | 試合数 | 勝 | 敗 | 分 | 勝ち点 | 備考 |
1 | CLUB TRIAX | 5 | 5 | 0 | 0 | 15 | 入替戦へ |
2 | ウォリアーズ | 5 | 4 | 1 | 0 | 12 | |
3 | バーバリアン | 5 | 3 | 2 | 0 | 9 | |
4 | ZERO FIGHTERS | 5 | 3 | 2 | 0 | 9 | |
5 | オリックス川崎 | 5 | 1 | 4 | 0 | 3 | |
6 | AFCクレーンズ | 5 | 0 | 5 | 0 | 0 | |
X2・ウェスト
順位 | チーム | 試合数 | 勝 | 敗 | 分 | 勝ち点 | 備考 |
1 | ホークアイ | 5 | 4 | 1 | 0 | 12 | 入替戦へ |
2 | ブルーインズ | 5 | 3 | 2 | 0 | 9 | |
3 | ゴールデンファイターズ | 5 | 3 | 2 | 0 | 9 | |
4 | 大阪ガス | 5 | 2 | 3 | 0 | 6 | |
5 | サイドワインダーズ | 5 | 2 | 3 | 0 | 6 | 入替戦へ |
6 | J-STARS | 5 | 1 | 4 | 0 | 3 |
X2-X3 入替戦
サイドワインダーズ(X2ウエスト5位) | 20–5 | リードエフォートエールズ(X3西日本Aブロック1位) |
| | |
J-STARS(X2ウエスト6位) | 7–0 | 愛知ゴールデンウイングス(X3西日本Bブロック1位) |
| | |
サイドワインダーズとJ-STARSがX2に残留。
受賞
ALL X-LEAGUE
X1 SUPER | オフェンス | ディフェンス | 名前 | Pos | Pos | 名前 | 上沢一陽 74 パナソニック インパルス | OL | DL | 清家拓也 68 オービックシーガルズ | 阪口友章 67 パナソニック インパルス | OL | DL | バイロン・ビーティ―・ジュニア 23 オービックシーガルズ | 大久保壮哉 64 富士通フロンティアーズ | OL | DL | Regan Jebrai 20 東京ガスクリエイターズ | 柴田純平 72 パナソニック インパルス | OL | DL | デイビッド・モトゥ 17 パナソニック インパルス | 小林祐太郎 72 富士通フロンティアーズ | OL | LB | ジャボリー・ウィリアムス 39 パナソニック インパルス | スタントン・ジョン 40 IBM BIG BLUE | TE | LB | 田中喜貴 5 ノジマ相模原ライズ | Agude Nnamdi 8 東京ガスクリエイターズ | WR | LB | 成瀬圭汰 44 オービックシーガルズ | アルフォンソ・オヌワー 21 エレコム神戸ファイニーズ | WR | DB | 辻篤志 27 パナソニック インパルス | トラショーン・ニクソン 2 富士通フロンティアーズ | RB | DB | アルリワン・アディヤミ 40 富士通フロンティアーズ | ミッチェル・ビクタージャモー 5 パナソニック インパルス | RB | DB | 奥田凌大 23 富士通フロンティアーズ | アンソニー・ローレンス 18 パナソニック インパルス | QB | DB | ブロンソン・ビーティ― 21 オービックシーガルズ | スペシャルチーム | 佐伯眞太郎 16 パナソニック インパルス | K | P | 吉田元紀 39 富士通フロンティアーズ | アルフォンソ・オヌワー 21 エレコム神戸ファイニーズ | RET | | |
脚注
[脚注の使い方]
- ^ “2021年秋季公式戦の全日程が決定 X1 Superは富士通対ノジマ相模原の顔合わせで開幕【プレスリリース】”. Xリーグ (2021年7月15日). 2022年4月26日閲覧。
- ^ “X1 Superの指揮官が新シーズンへ意気込み語る 秋季公式戦キックオフプレスカンファレンス”. Xリーグ (2021年8月26日). 2022年4月26日閲覧。
- ^ “成績”. Xリーグ. 2023年12月2日閲覧。
- ^ “成績”. Xリーグ. 2023年12月2日閲覧。
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3地区時代 | - 1997年
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Super9・Battle9時代 | |
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X1 Super・X1 Area時代 | 総括 | |
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X1 Super | - 2019年
- 2020年
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- 2024年
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X1 Area | - 2019年
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- 2021年
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X2・X3リーグ | - 2019年
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