21丁目駅

21丁目駅
21 Street
ニューヨーク市地下鉄
ホーム南側
駅情報
住所 21st Street & Jackson Avenue
Queens, NY 11101
クイーンズ区
地区 ロングアイランド・シティ
座標 北緯40度44分41秒 西経73度56分55秒 / 北緯40.744591度 西経73.948674度 / 40.744591; -73.948674座標: 北緯40度44分41秒 西経73度56分55秒 / 北緯40.744591度 西経73.948674度 / 40.744591; -73.948674
ディビジョン BディビジョンIND
路線 INDクロスタウン線
運行系統    G Stops all times (終日)
接続 バスによる輸送 ニューヨーク市バス: B32, B62
バスによる輸送 MTAバス: Q67, Q103
構造 地下駅
ホーム数 島式ホーム 1面
線路数 2線
その他の情報
開業日 1933年8月19日 (91年前) (1933-08-19)
旧駅名/名称 21丁目-ヴァン・アルスト駅
21st Street – Van Alst
ヴァン・アルスト・アベニュー-21丁目駅
Van Alst Avenue − 21st Street[1]
利用状況
乗客数 (2015)533,529[2]増加 24.8%
順位 405位(422駅中)
次の停車駅
北側の隣駅 コート・スクエア駅: G Stops all times
南側の隣駅 グリーンポイント・アベニュー駅: G Stops all times
停車案内表
マーク 説明
Stops all times 終日停車

21丁目駅(21ちょうめえき、: 21st Street)はクイーンズ区ロングアイランド・シティにあるニューヨーク市地下鉄 INDクロスタウン線の駅である。21丁目-ヴァン・アルスト駅(21st Street–Van Alst)とも呼ばれる。21丁目-ジャクソン・アベニュー交差点にあり、終日G系統が停車する。

駅構造

配線図
凡例
至 コート・スクエア駅
至 グリーンポイント・アベニュー駅
G 地上階 出入口
B1 改札階 改札、駅員詰所、メトロカード券売機
B2
ホーム階
南行線 チャーチ・アベニュー駅行きグリーンポイント・アベニュー駅
島式ホーム、左側ドアが開く
北行線 コート・スクエア駅行き(終点)
ジャクソン・アベニューに出る階段

21丁目駅はナッソー・アベニュー駅までのINDクロスタウン線第1期開業区間の駅として1933年8月19日に開業した。「ヴァン・アルスト」の名前は21丁目の古い名称であるヴァン・アルスト・アベニューにちなむ[3][4]。ヴァン・アルスト家は1652年にニューアムステルダムに入植した一家で、現在のクイーンズ・プラザ(英語版)にほど近いジャクソン・アベニュー - オーチャード・ストリート交差点付近に墓所があった(現在空き地となっているウェスト・ディスインフェクティング・カンパニーの工場跡地にあたる)[3]。ヴァン・アルストの名前はアストリア(英語版)の21丁目-30番街にあるヴァン・アルスト・プレイグランドにも残っている[3]

21丁目駅は島式ホーム1面2線の駅で、上を走るジャクソン・アベニューに沿って緩くカーブしている[5][6]。壁面には黒で縁取りされたハンターグリーンの帯が水平に引かれ、白字で"21"と書かれた黒いタイルが帯の下に配されている[1]。ホームとメザニンの柱は濃淡のハンターグリーン(以前はバイオレットだった)で塗られ、1本おきにニューヨーク市地下鉄で標準的な黒地に白でレタリングを施した駅名標が取り付けられている。ホーム南端にはニューヨーク市交通警察20分署の詰所が設けられている[5]

クロスタウン線の他の駅と同様、21丁目駅も地下水によるタイル壁の傷みが目立っており、特に南行線側が酷い状態である[7][8][9][10][11]。しかし、修繕はまったく計画されていない。

当駅の北側では、クロスタウン線の本線の間に渡り線で繋がった3本目の線路が引かれており、コート・スクエア駅行きの列車はコート・スクエア駅のどちらの線路にでも入線できるようになっている。このため、北行線の北端に経路選択盤が設けられている[5][12]

出入口

ホームの上には全長に渡るメザニンが設けられているが、利用できるのは北半分だけで、ホームとは2本の階段で結ばれている[5][7]。南半分にはホームとの間に3本の階段があるが、資機材置き場およびMTA職員のオフィスとして使われている[7][8]。北側メザニンから出られる改札口は一つだけで、自動改札機とトークン・ブースが設けられており、3本の階段で21丁目/ジャクソン・アベニュー/47番街の3本の通りの交差点に出ることができる[6][7][9]

脚注

  1. ^ a b “TWO SUBWAY UNITS OPEN AT MIDNIGHT; Links in City-Owned System in Queens and Brooklyn to Have 15 Stations.”. The New York Times (August 18, 1933). 7 November 2015閲覧。
  2. ^ “Facts and Figures: Annual Subway Ridership”. Metropolitan Transportation Authority. 2016年4月19日閲覧。
  3. ^ a b c “Long in Repose, Last Remnants of a Founding Family Will Leave Long Island City”. The New York Times (November 3, 2014). 7 November 2015閲覧。
  4. ^ “ELY SUBWAY STOP TO OPEN; Queens Station on City-Owned Line Begins Service Tomorrow”. The New York Times (August 26, 1939). 4 October 2015閲覧。
  5. ^ a b c d “Review of the G Line: Appendices”. Metropolitan Transportation Authority (New York) (July 10, 2013). 28 October 2015閲覧。
  6. ^ a b “MTA Neighborhood Maps: Long Island City”. Metropolitan Transit Authority (New York) (2015年). 27 September 2015閲覧。
  7. ^ a b c d “Abandoned Station Entrance: 21st Van Alst”. ltvsquad.com. 2016年2月19日閲覧。
  8. ^ a b “G Train” (2012年2月4日). February 4, 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月19日閲覧。
  9. ^ a b Cox, Jeremiah. “21 St-Van Alst (G) - The SubwayNut”. www.subwaynut.com. 2016年2月19日閲覧。
  10. ^ “The G Train From Smith-9th Streets to Long Island City”. The New York Times (January 10, 2008). 14 October 2015閲覧。
  11. ^ “www.nycsubway.org: IND Crosstown Line”. www.nycsubway.org. 2016年2月19日閲覧。
  12. ^ “www.nycsubway.org: IND Crosstown Line”. www.nycsubway.org. 2016年2月19日閲覧。

外部リンク

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