KVTK

KVTK

製造 クルニチェフ国家研究生産宇宙センター
開発国 ロシアの旗 ロシア
利用 アンガラ A5 (上段に計画)
全体仕様
全高 10.4 meters (34 ft)[1]
直径 3.8 meters (12 ft)[1]
グロス重量 23,530キログラム (51,870 lb)[1]
推進剤重量 19,600キログラム (43,200 lb)[1]
エンジン詳細
エンジン 1基のRD-0146D
推力 68.6キロニュートン (15,400 lbf)[1]
比推力 463 秒[1]
燃焼時間 1,350秒
燃料 LH2/LOX

KVTK (ロシア語: Кислородно-водородный тяжёлого класса, 酸素/水素 重量級) は重量物打上げ機用の液体酸素/液体水素を推進剤とする上段ロケットである。KVTKはRD-0146Dエンジンを備え、アンガラ・ロケットで使用する目的で設計された[1]。KVTKはロシア製の打上げ機で初めて液体水素を推進剤として使用する上段ロケットだがクルニチェフ国家研究生産宇宙センターインドGSLVの上段エンジンのKVD-1で経験がある[2]。KVTKは最大5回の再着火が可能な設計で複雑な軌道変更が可能で軌道上で最大9時間の寿命を有する事を企図する。KVTKはアンガラA5の燃料として非対称ジメチルヒドラジンと酸化剤としてN2O4を推進剤として使用する標準的なブリーズ-M上段と比較してGTOへのペイロードを20から50%増やす事を企図する。[3]

派生機種

RCAF は推進剤の容量が10,760キログラム (23,720 lb)のアンガラA3用に計画中の小型の極低温段で[4] KVSK-A7 は積載量が26,500キログラム (58,400 lb)の計画中のアンガラA7用の上段である。[5]

出典

  1. ^ a b c d e f g “Angara A5”. Spaceflight 101. July 2014閲覧。
  2. ^ Zak, Anatoly (June 26, 2014). “KVTK to give hydrogen power to Angara”. RussianSpaceWeb. July 2014閲覧。
  3. ^ “Angara Launch Vehicles Family”. khrunichev.ru. July 2014閲覧。
  4. ^ “Angara A3”. Spaceflight 101. July 2014閲覧。
  5. ^ “KVTK”. khrunichev.ru. July 2014閲覧。
現役
開発中
退役
計画中止
各国テンプレート
  • ソビエト連邦の旗/ロシアの旗ソ連・ロシアのロケット
  • アメリカ合衆国の旗アメリカのロケット
  • 欧州連合の旗欧州のロケット
  • 日本の旗日本のロケット
  • 中華人民共和国の旗中国のロケット
  • インドの旗インドのロケット
その他のロケット
  • ウクライナの旗ウクライナ: ゼニット - ツィクロン - ドニエプル
  • イスラエルの旗イスラエル: シャヴィト
  • ブラジルの旗ブラジル: VLS-1 - VLM
  • 朝鮮民主主義人民共和国の旗北朝鮮: 白頭山1号 - 銀河2号 - 銀河3号・光明星号
  • イランの旗イラン: サフィール - シムルグ
  • 大韓民国の旗韓国: 羅老 - ヌリ
  • ニュージーランドの旗ニュージーランド: エレクトロン
  • インドネシアの旗インドネシア: RPS-420
一覧
開発中または未成功、退役済みのものを含む。
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