NO MORE MUSIC

『NO MORE MUSIC』
OKAMOTO'Sスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP、ロック
時間
レーベル アリオラジャパン
チャート最高順位
  • 21位オリコン[1]
  • 登場回数7回(オリコン)
OKAMOTO'S アルバム 年表
LIVE
(2017年)
NO MORE MUSIC
(2017年)
BOY
2019年
OKAMOTO'S スタジオ・アルバム 年表
OPERA
2015年
NO MORE MUSIC
2017年
BOY
2019年
『NO MORE MUSIC』収録のシングル
  1. 「BROTHER」
    リリース: 2016年6月1日
ミュージックビデオ
「NO MORE MUSIC」ティザー映像 - YouTube
『NO MORE MUSIC』MUSIC VIDEO - YouTube
『90'S TOKYO BOYS』MUSIC VIDEO - YouTube
『BROTHER』 - YouTube
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NO MORE MUSIC』(ノーモアミュージック)は、OKAMOTO'Sの7枚目のオリジナルアルバム2017年8月2日アリオラジャパンから発売された。初回生産限定盤はレコーディングドキュメンタリー映像を収録。また、完全生産限定盤としてアナログ盤も発売された[2]

概要

今アルバムのタイトルについて、オカモトレイジの「気になる新譜が多すぎてもう追いつけなくて。そこで、一回、半年でいいから、世界中のミュージシャンが新作をリリースするのやめてくれないかなと思った」という聴き手的観点と、オカモトショウの「こんなに大量に曲を書いてるけど、本当に必要なのかわからない」「みんなイヤホンして歩いているけど、結局何が好きなの?って思いながら書いた曲たち」という作り手的な観点のふたつの目線からつけられている。「でもそういう気持ちごと書いてしまっているところも含めて、それぐらい音楽が好きだという気持ちをポジティヴな意味でとらえてくれたら嬉しい」とオカモトショウは述べている[3]

今回のアルバムを製作するにあたって、ファンキーやアダルト感、大人っぽさがキーワードとなっている[4]。 また、メンバーが以前から好きなレッド・ホット・チリ・ペッパーズのアルバム『カリフォルニケイション』あたりの時代がテーマとして意識されている[5]

アルバム後半のオカモトコウキが作詞・作曲を手がけた曲については、「もともと好きだったAORソフトロックだったり。もっと言うと、自分ははっぴいえんど渋谷系が好きだった」「どんどん掘り下げていったら、もともと好きなものが溢れ出てきた」「自然と生まれたのがメロウな、メロディアスな曲だった」と述べている[5]

収録曲

CD

CDアルバム
全編曲: OKAMOTO'S(特記以外)。
#タイトル作詞作曲時間
1.「90'S TOKYO BOYS」オカモトショウオカモトショウ・オカモトコウキ
2.「BEDROOM」オカモトショウオカモトショウ
3.「BROTHER」(編曲: OKAMOTO'S & NAOKI (LOVE PSYCHEDELICO))オカモトショウオカモトショウ
4.「NEKO」オカモトショウオカモトショウ
5.「Cold Summer」(編曲: オカモトレイジ・OKAMOTO'S)オカモトショウオカモトショウ・オカモトレイジ
6.「NO MORE MUSIC」オカモトショウオカモトショウ
7.「WENDY」(編曲: 堂島孝平・OKAMOTO'S)オカモトコウキオカモトコウキ
8.「時差」オカモトコウキオカモトコウキ
9.「SAVE ME」オカモトショウ・オカモトコウキオカモトショウ・オカモトコウキ
10.「ハーフムーン」オカモトコウキオカモトコウキ
合計時間:

初回生産限定盤DVD

OKAMOTO'S MOVIE 12
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「NO MORE MUSIC RECORDING DOCUMENTARY」  

楽曲解説

  1. 90'S TOKYO BOYS
    • メンバーが起用されたadidasのCAMPUSシリーズキャンペーンに使用された[6]
    • ミュージックビデオは山田健人が監督を務めている[7]
    • ハマ・オカモトはこの曲について「OKAMOTO'Sなりのレッチリらしさを体現できた」と述べている[5]
  2. BEDROOM
  3. BROTHER
    • 9thシングル。Netflix配信ドラマ『火花』主題歌。
    • LOVE PSYCHEDELICOのNAOKIプロデュース。
  4. NEKO
    • ミニアルバム「BL-EP」収録。
  5. Cold Summer
    • オカモトレイジは、2000年代以降のヒップホップとロックが混ざっているが、ラウドロックではない新しいサウンドになったと述べている[5]
  6. NO MORE MUSIC
    • オカモトショウは、ABBAを意識していると述べている[8]
  7. WENDY
    • 堂島孝平プロデュース。依頼の理由についてオカモトコウキは、「ウォール・オブ・サウンドや、大瀧詠一さんや山下達郎さんの楽曲が持つ空気感がもともと好きで、そういう曲を作りたいと思って作りました。今そういうことができる人が誰かいるかなと。堂島孝平さんは現代の杉真理さんの様な人なので、そういうテーマを汲んでやってくれるのではないか」と述べている[8]
  8. 時差
  9. SAVE ME
    • オカモトショウは「もともとは雰囲気のいいヨーロッパのインディーズバンドのような、アコースティックな曲のイメージでした」「コウキが後半にスタジアム・ロックを彷彿とさせるアレンジを戻してきて」とこの曲の経緯について述べている[11]
  10. Star Light
    • オカモトショウは「この曲のアウトロがOKAMOTO'Sの中で一番カッコいいと思っています」と述べている[12]

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ OKAMOTO'S - NO MORE MUSIC オリコン
  2. ^ “RELEASE INFO”. 7th ALBUM「NO MORE MUSIC」SPECIAL SITE. 2017年9月24日閲覧。
  3. ^ “INTERVIEW”. 7th ALBUM「NO MORE MUSIC」SPECIAL SITE. 2017年9月24日閲覧。
  4. ^ “OKAMOTO'S 『NO MORE MUSIC』の今だからこそ、新しい音楽を作り続ける”. Yahoo!ニュース. (2017年8月9日). https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/efddb5bd68bcb02965e2ac239fc83b34df526ae0 
  5. ^ a b c d “OKAMOTO’Sの『NO MORE MUSIC』が最高にヤバい!! バンドの成熟を見る極上サウンドを堪能せよ”. エンタメステーション. (2017年8月2日). https://entertainmentstation.jp/97931 
  6. ^ adidas CAMPUSシリーズのプロモーションムービー公開!
  7. ^ “OKAMOTO'S、山田健人手がけた「90'S TOKYO BOYS」MV公開”. 音楽ナタリー. (2017年7月14日). https://natalie.mu/music/news/240862 
  8. ^ a b “4人を繋ぐ"キズナ"、OKAMOTO'S「NO MORE MUSIC」の真意とは”. MusicVoice. (2017年7月14日). https://www.musicvoice.jp/news/67916/ 
  9. ^ “OKAMOTO'S、須賀健太主演ドラマに新曲書き下ろし「今までにない楽曲。是非に」”. BARKS. (2017年3月6日). https://www.barks.jp/news/?id=1000139209 
  10. ^ “OKAMOTO’S インタビュー——『NO MORE MUSIC』に見るリアルなエモーション」”. encore. (2017年7月26日). http://e.usen.com/enjoy-u/18419/ 
  11. ^ “OKAMOTO'S『NO MORE MUSIC』インタビュー”. TuneGate.me. (2017年8月2日). http://tunegate.me/P20170704010/page5 
  12. ^ “『NO MORE MUSIC』に込めたOKAMOTO’Sの音楽の真意とは?”. TRACKs. (2017年8月22日). http://tracks-live.com/interview/okamotos-2/ 

外部リンク

  • 7th ALBUM「NO MORE MUSIC」SPECIAL SITE
オカモトショウ(Vocal) - オカモトコウキ(Guitar) - ハマ・オカモト(Bass) - オカモトレイジ(Drums)
シングル
CD
コラボレーション

Lucky Days(福原遥

アルバム
インディーズ

1.Here are OKAMOTO'S - 2.Count 1000 EP

オリジナル

1.10'S - 2.オカモトズに夢中 - 3.欲望 - 4.OKAMOTO'S - 5.Let It V - 5.5.VXV - 6.OPERA - 7.NO MORE MUSIC - 8.BOY - 9.KNO WHERE

EP
ライブ盤

1.LIVE

ベスト
関連項目