コロンボ・フォート駅
コロンボ・フォート駅 කොටුව දුම්රිය ස්ථානය கோட்டை புகையிரத நிலையம் | |
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コロンボ・フォート駅のプラットホーム | |
Colombo Fort | |
所在地 | スリランカ コロンボ 北緯6度56分1.0秒 東経79度51分2.9秒 / 北緯6.933611度 東経79.850806度 / 6.933611; 79.850806座標: 北緯6度56分1.0秒 東経79度51分2.9秒 / 北緯6.933611度 東経79.850806度 / 6.933611; 79.850806 |
所属事業者 | スリランカ鉄道局 |
所属路線 | メインライン コーストライン |
駅構造 | 地上駅 |
乗降人員 -統計年度- | 20万人/日 -[1]- |
開業年月日 | 1908年[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | メインライン |
キロ程 | 0.0 km(コロンボ・フォート起点) |
(1.9 km) マラダーナ駅► | |
所属路線 | コーストライン |
キロ程 | 0.0 km(コロンボ・フォート起点) |
◄コロンボ・セクレタリアット駅 (0.666 km) | |
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コロンボ・フォート駅(コロンボフォートえき、シンハラ語: කොටුව දුම්රිය ස්ථානය, タミル語: கோட்டை புகையிரத நிலையம், 英語: Colombo Fort Railway Station)は、スリランカのコロンボの駅である。都市の中心であるフォート地区とその東側ペター地区の境界付近に位置するコロンボの中心駅であり、日々多数の都市間・都市内列車が発着するスリランカ最大のターミナル駅である[2]。
歴史
イギリス領セイロン(後のスリランカ)に最初に鉄道が開業したのは1864年のことである。当時のターミナル駅は、コロンボ東部マラダーナ近郊に存在したコロンボ・ターミナス駅であった。コロンボ・フォート駅と呼ばれる駅が初めて建設されたのは1877年のことで、コーストラインの敷設に伴うものであった。当時の駅は小さく、場所も現在の駅より西側に位置していた[3]。
コロンボの新しい中心駅として、現在のコロンボ・フォート駅がオープンしたのは1917年のことである。駅は隣接するベイラ湖を埋め立てて建設された。この計画の一環として1906年からコロンボの鉄道網の再編成が開始されており、コロンボ・ターミナス駅は閉鎖され新たにマラダーナ駅へと置き換えられた。コロンボ・フォート駅は1917年より都市の中心駅として運用が開始された[3]。
地理
コロンボ・フォート駅は、コロンボの中心であるフォート地区とその東側のペター地区の境界付近に位置しており、主要幹線道路であるA1ハイウェイ(英語版)とA4ハイウェイ(英語版)の交点に近接する。コロンボ・フォート駅はフォート地区のビジネス街、ならびにペター地区のマーケットへのアクセスを提供している。
フォート駅から東に2 kmほどの地点には、コロンボの主要駅の一つであるマラダーナ駅が存在する。
接続
鉄道網のハブとして機能するだけではなく、ペターの中央バスターミナルによりバス路線網との接続も提供する。また、バンダラナイケ国際空港へのエアポート・エクスプレスが西隣のColombo Secretariat駅より運行されている。
路線
コロンボ・フォート駅に接続する一本目の路線はメインラインである。中央高地東部のバドゥッラに向かうこの路線は、途中で何本もの路線に分岐してスリランカ全土へと広がっており、こうした各地に向かう列車の大半もコロンボ・フォート駅を発着する。二本目の路線コーストラインは南西方面に延びており、南部のゴールやマータラに接続する。
コロンボ・フォート駅はまた、コロンボ大都市圏の近距離路線のハブ駅でもある。
駅構造
コロンボ・フォート駅は、多くの列車が発着しているにもかかわらず、通過駅のようなレイアウトとなっている。プラットホームの多くは発着する列車と通過列車、どちらにも対応できるように配置されている。プラットホームは東西を向いており、チケットホールは駅の北側に設置されている。